今回は最近新しく桟橋の製作納品を行いましたので、ブログに簡単ですが掲載したいと思います
桟橋とは
船舶を接岸係留(繋留)して荷役や乗降を行うための施設。係船施設(係留施設)の一種
実際に船などに乗船されたことある人は、あまり意識していませんが歩いたことあるとは思います
では簡単ですが記載したいと思います
まずは弊社で図面を作成し、オーナー様の承認を得たうえで材料の手配にかかります
上記はごく一部ですがご了承ください
材料入荷後は、図面をもとにマーキング作業を行っていきます
材料の小組の切断などを含めて準備しながら組立の準備も並行して行います
別の工場に移動してみると、組立準備中でした
数日後工場を見てみると材料を並べ始めています
やはり最初の段階で時間はある程度かかりますが、とりかかってしまえばどんどん進むので作業スピードは速く感じます
別の場所では艤装品なども製作し始めました
下記の左側が亜鉛メッキ処理前
右側が亜鉛メッキ処理後になります
亜鉛メッキとは凄く簡単にいうと
メッキ工法の1種であり、主に鉄の表面に施し鉄よりもイオン化傾向の大きな亜鉛が優先的に腐食することで、鉄の腐食を抑制が狙いです
では艤装品について問題です
早押し問題です
下記は何を作っているのでしょうか?
答えは手摺です
では次の問題に移ります
さっきの問題がレベル10だとすると次の問題はレベル50になります
ってことはもっと難しいので、当たらないかもしれません・・・
では問題です
下記の艤装品は何を作っているのでしょうか?
多分これでは難しいと思いますが・・
もう少しヒント的な写真も見てみると
正解はタラップです
他の写真を見てみると大体形でもうお分かりですね
ではまた別の工場に戻って組立の状況を見ていきたいと思います
段々と形になってきました
桟橋は基本箱形になるので、段々と箱の形に見えてくると思います
溶接も平行して行いますが、あるタイミングで箱を反転させて他の部分の溶接を行っていきます
反転作業中です
残りの箱も同様の作業です
他の箱も反転後どんどん溶接していきます
内部も覗いてみると、内部溶接中でした
ココに注意
内部作業の際は、換気をよくして酸欠には十分注意する
今回の桟橋は全部完成形では、陸送出来ない為分割状態にて現地陸送を行います
下記はトラック積込作業風景です
他の写真は省略します
トラック出荷後は
現地での作業に移ります
今回は搬入先が一部道路が狭い為、現時点では分割のまま輸送し現地でドッキングするやり方になります
現地に到着し荷下ろし開始です
荷下ろし後は残工事を現地で行います
勿論塗装も今の時点では一部しか行っていないので、塗装も行います
現地での溶接がある為、塗装を先にしても焼けでてしまうので
下記は塗装中風景です
綺麗になった桟橋を見てみると
あとは進水し、係留場所へ移動して作業終了です
進水作業や移動は現地の方へお任せし作業をお願いしました
下記は浮かべた後の一コマです
無事作業は終了です
これから夏に向けて桟橋と、この風景を取りにいきたいと思った景色でした
今後ますます安全にお客様の乗船など大活躍されることを祈念しております