今回は某漁船の解体工事の為上架致します
船主様の高齢化や人員不足など様々な要因もあるとは思いますが、やはり船数が減るのは寂しいものです
上架後は解体工事の前に今までの功績と感謝の気持ちと、またこれからの解体の安全祈願(式典)を行いました
解体工事が始まりますのでまずは養生作業に移ります
検査船ですので、検査官様へまずは打ち合わせを行い手順の確認(書類等)を致しました
重機が入り解体作業が始まりました
現在は登記など様々な手続きが必要ですので、ミスがないよう段取りと手順を確認し進めていきます
船首側からの作業でしたので、まずは船名部分周辺を解体していきます
解体作業中です
当たり前ですが機関室等の油やビルジなどの関係(抜けるものは抜きますが)火災には充分注意しながら作業していきます
船首左舷側がぽっかりと空いてきました
船側側に来ました
次は少し時間が経ったところをみてみます
少し時間が経ちました
すでに船首部分は無くなってきております
数日後です
操舵室も無くなり残るは下記の画像の部分だけになってきております
残る部分は工場内で切断作業に移る為、一度移動させるために吊り上げます
検査のほうも指示のあった手順を踏んでおり全く問題無く、書類上も進んでいきます
慎重に吊り上げて移動させます
残りは別途解体し、残材も産廃処分に出し書類も検査官に確認含め報告や提出物などをまとめて終了となります