今回はとある漁船が船底部分事故で破損してしまい、まずは上架する事になりました
船底破損しているため、自走ではなく運ばれて来ました
クレーンを使用して岸壁ギリギリからクレーンのアーム等確認の上吊って上架となります
船自体はFRP構造の船になります
ココに注意
吊っている間は絶対に下に入らない
船を吊ってぐるっと回して上架しております
滞架位置に合わせて盤木をセットしていきます
滞架の一枚です
これから船主の意向などや破損状況など、また修理する場合の金額の見積もりなど行った上で、どうゆう方向に行くか検討となります
上架後、まずは燃料の抜き取り作業に移ります
ポンプで吸引し、ドラム缶に移し替えます
さらに詳しく
万が一の燃料漏れを防ぐため
破損状況を詳しく見ていきます
各箇所寸法をとり、ダメージプラン及びリペアプランの製作及び修理した際の見積もりを作成していきます
画像は一枚ですが、他にも破損個所は色々ありました
今回は色々と相談した結果解体の方向で話が進みました
当場所で解体作業を行います
解体作業中です
作業が結構とびましたがご了承ください
すでにほぼ約3分の2が解体されております
横からも見てみます
横から見るとこうゆう感じです
すでにあまり原形を留めていなくなってます
解体作業中ですが、やはり船主の思い出の船が解体されると寂しいものです
後は残材を産廃業者へ処分を依頼して作業終了となります