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ドルフィンドック油圧配管新替工事

某ゼネコン様向けの油圧配管工事に向けて現状を確認致します

まずは各フロートを繋ぐ連結管の状況を見てみます

もちろん暴露部なので、腐食はありますが油漏れたら大変なので早めに交換工事を施す事となりました

 

 

 

 

 

 

連結管見てみます

3本ラインがありますね

 

 

 

 

 

今回は新替ですので、全部ばらすのですがまずは内部の油を抜いてからの作業となります

さらに詳しく

水がある状態での作業なので、足場を組まなければならない

連結管の貫通金物周辺です

もちろん新替となります

 

 

 

 

 

結構腐食してきているね

足場製作に移ります

??どうやって今回は足場を組んでいくんだろう
水に漬かりながら組んでいくんじゃない?

 

 

 

 

 

 

上記画像のように陸で足場を組んでいきます

 

 

 

 

 

 

ココがポイント

クレーンで吊って作業場所に移動

このような形で足場を連結管に沿って組んでいきます

 

 

 

 

 

組み終わったら、配管を全部外していきます

少し省略しましたが、足場が完成後、既存配管を取り外したところです

 

 

 

 

 

次はその他箇所のラインを見てみます

連結管に関してはまた後でご紹介致します

陸から見るとこうゆう感じですね

 

 

 

 

 

白矢印部に各々配管がありますのでこの一部を見てみます

上に上がってきました

 

 

 

 

 

写真の指はピースではありませんので気にしないでください

ちょっと後で写真上分かるように指を入れただけですので

配管やステップがあります

配管やステップの新替をしていきます(4つとも)

その他の場所に移動してきました

 

 

 

 

 

暴露部なので腐食はありますが、塗装なども行っておりますし、今すぐに油が漏れたりすることはないのですが(油が漏れてからでは遅いですが)やはり先行して取替をする事となりました

フロート頂部から内部の貫通を見てみます

 

 

 

 

 

 

暴露部一式交換しますので、ここも取り外しをしていきます

では次にフロート内部に降りてみます

画像は4つの内の一つです

 

 

 

 

 

内部は海水が常に浸かってる箇所もあれば、浸かったり浸かってなかったりするラインもありますので、腐食の状況は色んな要因により進行が違いました

各ラインを全部新替します

では各現状見たうえで作業に移ります

各配管ライン製作後、酸洗いを施工していきます

酸洗い??

さらに詳しく

塩酸等の酸溶液を用いり金属表面の付着物や酸化スケール、錆び、不動態膜などを

除去し素地を露出させることによって表面処理をする際に障害物となるものを取り除く工程

酸洗いはメッキ前の下処理として採用されることが多いよね

画像はほんの一部ですがかなり配管の本数になります

 

 

 

 

 

酸洗いを施工したら現場に持っていきます

今回は現場で製作するより、工場内である程度製作して工期とコストを抑える努力を致しました

どんどん配管が出来上がってきます

 

 

 

 

 

 

ステップも出来上がって来ました

 

 

 

 

 

 

連結管新替途中です

 

 

 

 

 

 

貫通部完成です

逆サイドも同様に施工していきます

 

 

 

 

 

 

ココに注意

リークテスト行い、漏れがないことを確認したうえで塗装

フロート内部新替中です
内部は暗く、照明や換気などの下準備も念入りに行います

 

 

 

 

 

その後各ラインを作業していきます

では今度は上に上がって暴露部ラインを見ていきます

配管の新替が出来てきました

 

 

 

 

 

 

貫通部も各箇所順調に進んでおります

 

 

 

 

 

後はライン新替後、作動テストをしてOKであれば塗装して完成となります

 

 

 

 

塗装後になります

その他も同様の塗装を行い今回の作業は終了となります

 

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