本日の記事は消防艇にほんかいの上架整備について少し記載したいと思います

上架とは
船舶を海から陸に揚げる事
主な目的は船に浮かべたままでは見えない船底の塗装や、その他船体の点検・清掃・修繕を行うためです
では実際に上架風景を見ていきたいと思います

上記画像のように左がまだ浮かんでいる状態
右は陸に上がった状態です
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実際に浮かんでいる船と陸に揚げた時の船のサイズに驚く人も多いと思います
では次に船を高圧洗浄機で洗っていきます

高圧洗浄機で洗った後はというと
下記の一部の写真見ると、黒い汚れが落ちていますね
全体的に汚れを落としていきます

続いては
作業的に海水目皿と呼ばれる物を取り外していきます

上記は左側が船体側の目皿を取り外した一部の写真
右側が推進装置の海水取り入れ口の目皿を外している写真になります
続いては
推進装置=船の移動に関する要の重要装置 の作業の一部を見ていきます
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1推進装置を取り外す

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2取外した推進装置を洗浄する

左側が洗浄風景の一コマ
右は洗浄後です
塗装を行う為に事前に洗浄を内部も含めて、行っております
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3各所塗装

塗装は下塗りと上塗り(大きく分けて)があります
左側は下塗り中
右側は塗装後(上塗り後)になります
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4各種新しい保護亜鉛を取り付ける

保護亜鉛とは
船舶をサビなどから守る亜鉛製の板状や円柱状の防食材です。 亜鉛製の他にもアルミ製の防食アルミもあります
推進装置の内部にも亜鉛が付いているため、摩耗の状態や取替となると、本体を分解していかないとたどり着かないのです
組み立て後の外観部だけの亜鉛は、ここまで分解しなくても大丈夫です
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5推進装置を組立復旧

推進装置までの整備が終わりましたので、後は塗装作業を少し見ていくとします
塗装作業もケレン作業→下塗り作業→上塗り作業となります
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ケレン作業
塗装前に、塗料の密着性を高めるために、対象物の表面の汚れやサビ、古い塗膜などを除去し、下地を整える作業

塗装の要領は仕様書と呼ばれるものに記載されている、施工を行っていく形となります

塗装後の写真です(*^-^*)

その他の工事も若干ありますが省略させていただき下架の写真を載せたいと思います
下架後は試運転含め、その後提携地へ戻っていきました

市民の安全を守っている消防艇
来年の出初式も活躍されることを祈っております

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昨年の放水の写真ではないのですが、2枚ほど写真載せておきます
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実際に放水時の現場を見ると、感動すると思います!
是非実際に自分の目で見られることをお薦めします(出初式)
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