全国の湖で見たこともある色々な形やデザインの旅客船
普通に考えると、湖にある船ってなかなか整備も難しい環境なんです
喫水下(水に浸かっている部分)なんで通常は上架(陸に上げる事)しないと見えない所です
何やらモニターを覗き込んでいます
答えは湖なのですぐに船を陸に上げれないので、プロペラの損傷具合(本当にまがっているか)を確認する為、今回は水中カメラにて確認しています
メモ
潜水士にお願いする場合もあります
プロペラの修理となればもちろん水中で作業は出来ませんので、プロペラを水面より出さなければなりません
湖によっては陸に上げれない場合もあったりと何かと大変です
画像は船の後ろ側(とも側)を上げている所です
側面から見てみると、何とも可愛い感じに見えます
プロペラを見てみるとそこまでではありませんが曲がっております
修理終了後は再び湖の元の係船地へ
次は検査風景です
湖という場所柄、検査も浮上検査で受検致します
色んな検査確認がありますが、今回は属具関係のみ載せておきます
やはり旅客船では一番に安全性(お客様)が問われますので
救命胴衣や、非常灯救命浮環、消火器などの期限確認など各検査項目をチェックしていきます
実際に走ってからの検査ももちろんあります
前後進や旋回テスト、非常停止どなど各項目を確認していきます
回転数は基本4/4(100%出力)で確認が主です
受検後係船地で臨検簿記入していただき、後は手帳の発行の日時など打ち合わせをし終了となります
安心して楽しめるのも、安全を優先し運行されている方々のおかげだと思います