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スラリー製氷機械設置コンテナ改造工事

スラリー製氷機の機械設置作業を掲載したいと思います

入荷済みの20フィートコンテナです

 

 

 

 

 

早速コンテナの改造作業に移ります

まずは内装ベニヤ張りの為、根太材を溶接していきます

 

 

 

 

 

段々と出来上がってきました

 

 

 

 

 

下記の画像、コンテナの壁に開口が開いてるね?

 

 

 

 

 

理由は入り口のドアをここに取り付けるために開口を開けました

 

 

 

 

 

 

コンテナ内部に換気扇も設置するので、同様に換気扇の開口を設けます

 

 

 

 

 

 

コンテナの壁に丸穴が今度は開いてるね?意味あるの?
意味はないよ!全然
えっ?・・・

意味は勿論あります

製氷機械を内部に設置する際に、配管が外に出るので予めベニヤ作業する前に配管貫通部分の開口を設けておきます

ベニヤ後に外側から貫通穴を開けるためです

これなら位置も特定出来ます

 

 

 

 

 

 

ドアを設置後の外観からの画像です。

ドア周りが白くなっているのは、塗装をしているからです

 

 

 

 

 

 

ドア同様に換気扇も設置しました

 

 

 

 

 

 

ベニヤを内部施工していきます

 

 

 

 

 

 

作業並行して、内部熱を逃がすため通気口開口も設けます

画像は開口後です

 

 

 

 

 

 

上記が床面の通気口コンテナ内部から見た時の画像です

 

 

 

 

 

 

内装ベニヤ張り終了後、機器類を設置及び配管作業になります

作業途中は省略しますが、このような感じに結構ビッシリと設置されていきます

 

 

 

 

 

 

照明等も設置していきます。

電気配線も同時に作業していきます

 

 

 

 

 

 

内装は終了しましたが未だ外観はこのような感じで未塗装です

根太取付溶接の際に焼けた後もまだそのままになっています

いよいよ塗装作業です

まずは溶接焼け跡部と配管貫通の為に開けた開口など、タッチアップをしていきます

 

 

 

 

 

 

少し省略しましたが塗装完成後のコンテナです

 

 

 

 

 

 

この段階では現地送り先には同じ物を、この上に載せて二段にするという内容で進めていました

いよいよ2台を搭載という時、少し検討事項が出てきました

それは(建築法)いう法律です

法律では二台縦に搭載すると法律に引っかかってしまうという事です

しかし、申請するにも納期(期間)がないとの事で他の策を話し合いをしました

結果・・・二台のコンテナのうち一台を改造することになりました

天井及び壁を取り払って、高さを圧縮する作業です

 

 

 

 

 

 

画像白→部分を切断して
画像赤→部分を上下で詰める
という内容です

まずは天井から切断していきます

 

 

 

 

 

 

天井の次は壁切断作業です

 

 

 

 

 

 

壁を切断しました

切断後は一度上部を移動させます

 

 

 

 

 

 

もはや枠しか残っていない状態だね

その後先ほど移動した上部の不必要な部分を切断後、再度下部と溶接する為、再度下部と合わせます

 

 

 

 

 

 

その後位置を確認して溶接作業を行っていきます

 

 

 

 

 

 

溶接後です

その他3箇所も同様に溶接しグラインダーもかけて仕上げていきます

 

 

 

 

 

 

溶接部焼け跡補修塗装を施工していきます

もちろんそれから全体に塗装していきます

 

 

 

 

 

 

塗装が終わると綺麗にみえるね

配管作業など細かい作業は残工事は色々ありますが省略します

いよいよコンテナに搭載してみます

きちんと搭載するかの最終確認です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココに注意

取付位置を確認し、安全第一で作業行う

 

 

 

 

 

 

無事搭載完了です
特に問題ありませんでしたので、再度上部を降ろして、残りの配管作業、その後発送となります

このコンテナは某被災地向けですが、その中でも納入先により仕様が変わるので毎回このスタイルではありません

そして今回は別途タンク架台等も製作ありますので、少しUPしたいと思います

 

 

 

 

 

 

配管の振れ止めなどを付けていき作業後は塗装も行っていきます

 

 

 

 

 

 

上記(右)が発送前の状態になりました

いよいよコンテナ発送です

積み込みスペースを確認しながら、今回は輸送物の量によりトラック三台に分けて発送です

 

 

 

 

 

 

いざ被災地に向けて出発です

 

 

 

 

 

 

今回の工事はこれくらいで終了したいと思います

 

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