少し前の内容になりますが、ブログをアップ致します
さて一部の材料が入荷致しました
何が出来るでしょうか?
まあタイトルに答えが出てるのですぐばれますが・・
某大学向け桟橋の新規製作を簡単ですがUPしたいと思います
材料によってはプライマー塗装やサンドブラストなど処理をします
アングルなどの小物含め図面製作後マーキング作業となります
マーキング後は曲げ加工や切断に移ります
少しずつですが段々と形になってきました
現時点で多少出来上がりの長さと幅のイメージが想像できます
徐々に内部壁(隔壁)や側壁を溶接していきます
途中作業風景も載せておきます
この段階でも錆止め塗装などを施工していきます
画像だと若干分かりにくいとは思いますがご了承下さい
メモ
溶接後のビード部はすぐに錆止め塗装を行う
現状では溶接面が片面しかしていませんので、一度反転させます
これでもう片面が溶接出来ます
画像の上になっている部分が最終的には船底となるのです
船底溶接後再度反転させます
そして内部吹き付け塗装を施工していきます
並行してデッキ側(歩く部分)も小組溶接取付等をして、塞ぐ準備に移ります
デッキ部分も溶接したところになります
見えている曲がっているパイプはエア抜きの役目をするものです
マンホール(各開口の点検口)の入口も姿を現しました
ある程度形になってきたら、寸法検査(完成後の寸法と図面と合致しているか、溶接部脚長検査及びカラーチェック)をしていきます
もちろん受注先の方も立会いです
続いてエアーテストをします
決められた圧で一定時間放置し圧力ゲージを確認します
エア漏れしていないか、リーク剤等使用し細かくチェックします
漏れていればエアーゲージが下がる
検査後はいよいよ塗装作業です
塗装途中風景(乾燥含)になります
タッチアップ作業や下塗り作業は省いてます
何度も重ね塗り塗装を施工し最後に塗膜計測をします
答えは内部にコンクリートを流し込んでいる風景です
バラスト(重さ)積みの為行っております
続いてデッキに人工の木材をセットする為に、根太材を取り付けていきます
いよいよ最終段階に入ってきました
画像は作業途中の風景です
ガラッと雰囲気が変わります
今回は渡り桟橋なので、要望によりSUS製の摺れ板を取りつけます
作業完成後いよいよ工場から引き出して提携地まで運ぶ為下架します
新造船で言えば初進水ですね
果たして上手く浮かぶのか?
無事浮かびました
提携地まで船で引っ張って運んでいきます
さらに詳しく
桟橋の為自走出来ない(エンジン付いていない)
提携地到着後、完成写真です
この桟橋は学生様のボート部が使用していく事になります
ますますのボート部の活躍を期待してます